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報道記録
報道年月日 2008/06/24
報道機関名 日本経済新聞
会員名 マツダ
タイトル マツダ、水素エンジン開発推進 環境対策、インフラ整備が壁
報道記録の内容  マツダは23日、2015年までに世界で販売する全車種の平均燃費を08年に比べ30%向上させる計画を発表した。20%は各種エンジンの開発や改良、残りの10%を変速機の改良や車両の軽量化で対応する。マツダの独自技術である水素ロータリーエンジン車にも大きな期待がかかるが、普及にはインフラ整備の壁が立ちはだかる。

 「水素エネルギー車の普及という意味では、まずは内燃機関(エンジン)を使う車が適している」。23日の記者会見で、開発部門のトップである金井誠太取締役は強調した。今回発表した各種の環境対応策の中でも、マツダは独自のロータリーエンジンの技術を生かせる水素自動車の開発に注力してきた。

 水素自動車はエネルギー効率では同じ水素を使う燃料電池車に劣るが、希少金属の使用量が少なくて済むほか、求められる水素の純度が燃料電池車ほど高くなくて済む。「実用化を考えたときの優位性が高い」(金井取締役)ことが強気の発言の背景にある。

 08年度内には水素ロータリーエンジンと電気モーターを組み合わせた「プレマシーハイドロジェンREハイブリッド」のリース販売を開始。まずは従来の「RX−8」の水素ロータリーエンジン車からの代替を目指すという。
 
 一方で商業化への道筋はまだ描けていない。水素自動車の普及には水素を供給するインフラの整備が不可欠で、「市販化時期はインフラ整備次第で、ハッキリとは言えない」(金井取締役)のが実情だ。08年度からは水素インフラの整備が進むノルウェーにRX−8の納入を始めるが、車両の性能の向上ととともに水素インフラ整備に向けた取り組みも課題になる。

燃料電池ビジネス難しい 金井取締役一問一答

 23日の記者会見での金井取締役の一問一答は以下の通り。

− 2010年代に投入すると表明したガソリンハイブリッド車は、水素プレマシーに使われた方式のハイブリッドシステムを採用するのか。

 「今北米では(プレマシーと別方式の)フォードのハイブリッドシステムを積んだ車種を販売している。10年代初めに投入するハイブリッド車にもまだ複数の可能性がある」

− (2012年に二酸化炭素排出量を現行比20%減らすことを求める)欧州の新規制に対応できるのか。

 「規制の内容はまだ流動的と理解しているが、マツダとしてはほぼ見通しが立っている状況だ」

− 他社は電気自動車や燃料電池車の開発を進めている。

 「電気自動車は以前開発・納入しており、メジャーになるのであれば技術はある。だが電池のコストと耐久性、信頼性などで高いハードルがある。燃料電池はプラチナなどの希少資源を多く使うという制約があり、ビジネスとして成立するのは大変難しい。水素時代はまずは内燃機関が適していると判断している」
関連URL

(1)日本経済新聞HP(別ウィンドウ)

(2)マツダHP(別ウィンドウ)

 
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