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報道年月日 |
2015/05/18 |
報道機関名 |
日本経済新聞 電子版 |
会員名 |
やまぐちエコ市場事務局 |
タイトル |
小型家電リサイクル、金属価格急落で目標達成に暗雲 |
報道記録の内容 |
金属価格の急落が、小型家電リサイクルの促進に影を落としている。自治体と認定事業者の意欲低下で目標達成は厳しくなりそうだ。
小型家電のリサイクルに力を入れるリーテム(東京都千代田区)の山崎隆久PI事業推進部部長は危機感を抱いている。「2014年秋以降、鉄などのベースメタルの価格が下落している。引き取り条件の悪化で、自治体の参加意欲が低下しないか心配だ」。
同社は小型家電リサイクル法の認定事業者で、自治体が集めた小型家電を有償で引き取り、リサイクルしてきた。
小型家電リサイクルの普及に必要なことは2つある。1つが自治体の参加を促すこと。もう1つが認定事業者の黒字化だ。金属価格の下落は、両輪に冷や水を浴びせかねない。
同法の特徴は、参加するかどうかを自治体が決められることだ。そのため回収量は自治体の参加意欲に左右される。通常は引き渡し時に自治体は売却できるが、無償や処理費を支払うケースが出かねない。
認定事業者の意欲低下も懸念される。リサイクルでは貴金属やレアメタルが注目されがちだが、回収量の大半は鉄やアルミ、銅だ。2013年度に回収した1万3236t(トン)の小型家電のうち、リサイクルされた金属は7514t。内訳は鉄6599t、アルミ505t、銅381tの3種類で99.6%を占める。
最も回収量が多い鉄スクラップの価格は、2014年9月に1t当たり平均3万2650円を付けた後、2015年2月は2万3600円まで下げた。下落率は30%近い。 |
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