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報道記録
報道年月日 2008/07/16
報道機関名 日本経済新聞
会員名 長州産業
タイトル 長州産業、大型有機ＥＬの開発強化　ソニーなどと共同
報道記録の内容 　半導体製造関連装置などを手掛ける長州産業（山口県山陽小野田市、岡本要社長）は大画面の有機ＥＬ（エレクトロ・ルミネッセンス）の研究開発体制を強化する。半導体や太陽光発電などの開発を兼務する60人の設計技術者に有機ＥＬ分野開発の優先順位を上げさせるとともに、設備投資も強化する。経済産業省などが40型以上の大画面パネルの量産化研究を本格的に支援する方針を決めたことで、同社も開発のスピードを加速させる。

　同社が進めるのは、有機ＥＬパネルの耐久性を上げる封止膜の製造方法に関する技術と、大画面にした場合でも画質が落ちないよう金属の分子膜を均一に蒸気でガラス基板に着ける蒸着と呼ばれる技術の研究。

　経済産業省は新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ）を通じて2012年まで大型有機ＥＬの開発に35億円を支援することを決めた。ソニー、シャープなどのパネルメーカー、材料、装置メーカーなど10社・1団体が共同開発に当たる。ベンチャー企業としては唯一、長州産業が加わる。
関連URL

(1)日本経済新聞ＨＰ(別ウィンドウ)

(2)長州産業ＨＰ(別ウィンドウ)
 
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