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報道年月日 |
2015/07/16 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
宇部興産(株) |
タイトル |
液晶画面見やすく 宇部興産が新微粒子 樹脂の使用量を削減 |
報道記録の内容 |
宇部興産(宇部市)は、液晶の画面を従来より簡単に見やすくできる無機材料の微粒子を開発した。液晶テレビやスマートフォン向けを想定し、関連メーカーの生産の効率化に貢献できるとしている。
無機材料の炭酸ストロンチウムの粒子で、大きさは20~30ナノメートル(ナノは10億分の1)。光の屈折や波長を調整しやすい特長がある。この粒子を混ぜた樹脂フイルムを液晶画面の表面に使うと、従来のフイルムを何層も重ねていたのと同じ品質が、1枚で出せるという。樹脂の使用量の削減や、工程の簡略化につながる。
粒子が細かいほど高品質になりやすい。これまで液晶への利用が期待されてきたが、100ナノメートルを割るサイズの開発が難しかった。2017年度に事業化し、20年度に売上高20億円を目指す。
宇部興産は無機材料の研究開発を強化するため、昨夏に子会社の宇部マテリアルズ(宇部市)の研究部門を統合した。特殊な化学反応や、粒子を均一にする技術など、両社の得意分野を持ち寄って、開発にこぎ着けた。宇部興産は「今後も無機材料の開発を強化し、事業の柱に育てたい」と説明している。 |
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