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報道年月日 |
2015/07/24 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
やまぐちエコ市場事務局 |
タイトル |
竹燃料の発電所建設へ 山陽小野田 徳島の企業、市と協定 |
報道記録の内容 |
太陽光発電設備建設の藤崎電機(徳島県阿南市)は23日、竹を燃料とするバイオマス発電所を山陽小野田市の小野田・楠企業団地に建設する協定を、市と結んだ。竹を専用に燃やす発電所は世界初という。竹は灰が固まりやすく、炉を傷める課題があったが、ドイツのボイラーメーカーと共同で実用化にめどをつけた。
約1万4400平方メートルの敷地に出力2メガワットの発電所を来年1月に着工し、2017年1月の発電開始を目指す。運転管理や保守点検で約20人の新規雇用を計画する。土地購入を含めた投資額は23億7千万円。
年間の発電量は1万5800メガワット時と、一般家庭約4900世帯分を想定。国の固定価格買い取り制度に基づき全量を中国電力に売電し、年間6億3千万円の収入を見込んでいる。
炉を竹で燃やして蒸気をつくり、タービンを回して発電する。竹は成長が早いため有望なバイオマス資源だが、カリウムなどを含むため高温下では灰が溶けて固まり、炉の内壁などを傷めてしまうことがネックだった。このため内壁の温度を600度以下に抑えて灰の変質を防ぐよう炉の構造を工夫。安定発電の実現にこぎ着けた。
竹を年間2万7500トン使う予定で、木材チップ製造の飯森木材(宇部市)などを通じて山口県内から集める。発電所に併設する自社開発の機械で10~15センチ角に切って炉に投入する。
県庁での調印式で、藤崎耕治社長は「創業者の義父の故郷を建設先に選んだ。国内に加え、東南アジアにも展開したい」と述べた。立ち会った村岡嗣政知事は「県内の竹林面積は全国で4番目に広い。未利用資源の活用はありがたい」と話した。 |
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