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報道記録
報道年月日 2015/07/29
報道機関名 日本経済新聞
会員名 やまぐちエコ市場
タイトル 広島の環境企業 途上国で攻勢 ジャカルタで水道効率化 メキシコでプラント制御
報道記録の内容  広島の環境関連の中小・中堅企業が東南アジア、中米など途上国への売り込みに力を入れている。途上国でも水資源の有効利用や二酸化炭素(CO2)の排出量削減といった環境対応が課題になりつつある。国内市場の大きな成長が見込めないため、都市部や工業地帯を抱える広島で培った環境技術を海外に展開し、事業を拡大する。
 水道の設計や管理システムを手掛けるパイプデザイン(広島市)はインドネシアに進出する。ジャカルタ近郊、ボゴール県の水道管理の高度化に関する事業を受託した。国際協力機構(JICA)の協力を受け、8月にもシステムの導入可能性などの調査に入る。
 排水管路や台帳システムといった基礎情報の収集と、今後のインドネシアでのビジネスに関する市場調査を1年間、実施する。調査後、実際にシステムを導入するかを検討する。
 インドネシアでは漏水や盗水が多い。浄水場から供給した水の32%の水道料金が回収できていないという。水道事業者の収益性が低く、水道インフラの整備や維持管理の高度化への投資ができない状態が続いている。
 パイプデザインのシステムを導入すれば、水道管路の設計や管路網、耐用年数、点検、修繕などの管理情報をデータベース化できる。効率的な点検・修繕計画を作成できるようになる。水道事業者の収益が改善し、インフラ整備も加速すると期待される。
 ボゴール県のシステム導入が成功すれば、他地区での販売にも乗り出す。日本は下水道の整備がほぼ完成しており、同社のシステムの需要は限られている。パイプデザインは2013年にベトナムでも下水道設計システムの販売を始めており、今後は水道インフラの整備が本格化する東南アジアでの事業拡大を狙う。
 広島大学発ベンチャーで、機器制御技術のADAPTEX(アダプテックス、広島県東広島市)はメキシコで製油所のプラント制御に関する事業を受注した。同社は石油や製鉄、電力などのプラントで既存システムの設定を変更して最適化し、操業時のエネルギーや燃料の消費を抑える技術を持つ。
 メキシコは中南米で最も石油生産量が多いが、プラントの効率が悪く、国営企業の業績悪化を通じて国の財政にも悪影響を及ぼしている。
 アダプテックスはメキシコで最大の生産量を持つ、メキシコ国営石油公社(ペメックス)のサリナ・クルス製油所で、自社技術の採用を目的とした調査を始める。製油所の操業が効率化されれば、省エネ化と二酸化炭素(CO2)の排出量の削減が見込まれる。
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