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報道年月日 |
2015/08/05 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
山口大学 |
タイトル |
山口大「風の家」提案 「1次エネルギー消費量 収支ゼロ住宅」イベント 全国5大学が参加 モデルハウス |
報道記録の内容 |
山口大学は、大学と民間企業などが連携し、年間の1次エネルギー消費量の収支がゼロとなる住宅「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」(ZEH)のモデルハウスを建築するイベントに、国立大学として唯一参加する。
イベントは経済産業省資源エネルギー庁が普及促進に取り組むZEHのモデルハウスを実際に建築し、実証・展示する「エネマネハウス2015」。テーマは「学生が考える、将来の家」、コンセプトは「エネルギー」「ライフ」「アジア」で、全国の十数大学から応募があった。1次審査を通過した山口、関東学院、芝浦工業、立命館、早稲田の5大学が横浜市のみなとみらい21地区で9月23日~10月14日にモデルハウスを建築し、同17~20日と同30日~11月1日に公開する。一般来場者の投票と専門家の審査を経て最優秀賞、優秀賞が決まる。
山口大の学生らが提案するのは、高価な設備に頼らず、自然採光や自然換気で照明、冷暖房への依存度を最小化するシンプルな省エネ住宅「やまぐちさんの風の家」。山口県産木材を生かした木造軸組み工法で平屋一部2階建て、延べ床面積75平方メートルのモデルハウスを造る。
床に段差をつけて風の流れを生み出し、天窓やライトシェルフを設置して光を取り入れる。暖房はペレットストーブを採用。屋根勾配を設定して太陽光発電パネルと太陽熱温水器で効率的にエネルギーを創出し、ZEHを実現する。
県内の企業などが施工や木材供給、技術の各分野で協力。4日に宇部市常盤台の同大工学部で協力団体向けの中間報告会があり、提案を説明した同大理工学研究科1年の丸毛遼さん(22)と永瀬航平さん(22)は「風を通し、自然のエネルギーを生かす山口らしい木の家で最優秀賞を目指す」と述べた。
プロジェクトリーダーを務める同研究科の内田文雄教授(63)は「設計はクライアントのさまざまな希望を受けて答えを見つけ出すもの。コンセプトや企画をまとめるZEHの提案は学生にとって良い経験になるはず」と話している。 |
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