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報道年月日 |
2015/08/17 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
やまぐちエコ市場事務局 |
タイトル |
不要シリコンで大量水素 阪大、燃料電池に応用期待 |
報道記録の内容 |
太陽光発電のパネルの製造過程で捨てられるシリコンの切りくずを使い、燃料電池のエネルギー源となる水素を大量に生成することに大阪大の小林光教授(半導体材料)のチームが成功した。小林教授は「手法を確立し、水素をエネルギー源とする社会の発展に貢献したい」と話す。
現在のエネルギー源の主流は石油などの化石燃料だが、使う際、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)を排出する。CO2を出さない水素で代替する研究が進むが、水素は生成過程で化石燃料を必要とする場合が多く、不要なCO2を出さずに水素を作る手法の開発が課題となっている。
チームは、太陽光発電のパネルの材料となるシリコンウエハーを作製する際、排出されるシリコンの切りくずをナノメートル単位(ナノは10億分の1)の粉状に細かく粉砕。アルカリ性の水に混ぜることで、大量の水素を発生させることに成功した。
小林教授によると、1グラムのシリコンの粉から最大で約1.6リットルの水素が発生。「これまで、シリコンの切りくずは産業廃棄物として処分するしかなかった。廃材を利用して、効率的な水素の生成を実現できる」とした。 |
関連URL |
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