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報道記録
報道年月日 2015/08/21
報道機関名 朝日新聞
会員名 マツダ(株) 防府工場
タイトル 国内販売好調のマツダ 防府工場を訪ねて ロボと職人技 車に魂 独自のレッド 10回以上重ね塗り
報道記録の内容  技術革新、曲線美を追求したデザイン、「ソウルレッド」といわれる独特の塗装色―。今、マツダの車が元気だ。国内に2カ所しかない同社の生産拠点の一つ、防府市のマツダ防府工場を訪ねた。
 国内の自動車販売は、今年1~7月の総需要が累計で対前年比10.5%減とかげりが見える。そうした中、マツダは防府工場で生産するデミオが好調なことに加え、CX―3や新型ロードスターが台数を押し上げ、乗用車系メーカーでは唯一、対前年比16.8%増を記録した。
 マツダ車の生産拠点は、広島と防府の2カ所。防府工場は同市西浦地区と約5キロ離れた中関地区にある。
 西浦地区は1982年9月に操業開始。80万平方メートルの敷地に第1と第2工場があり、従業員は約2900人。一方、中関地区はAT車やMT車のトランスミッション(変速機)専用の工場で、西浦地区よりも早い81年12月に操業開始。50万平方メートルの敷地で、約1200人の従業員が働く。
 西浦の工場では、小型車のデミオ、乗用車のアクセラとアテンザを1日約1600台生産。うち8割は海外向けで、すぐそばの三田尻中関港から大型の輸送船で運ばれる。
 その西浦の工場を訪ねたのは6月中旬。鉄やアルミ板を裁断し、部品を形づくるプレス工場のほか、塗装工場、組み立て工場などを見学した。コンピューターで制御されている産業用ロボットが寸分の狂いもなく、動き回っている。一方で、ロボットではできない作業は、従業員がしっかりとカバーしていた。
 「魂動(こどう)」。マツダには車づくりの基本となるデザインテーマがある。生き物が狙いを定めて動きだす瞬間のしなやかな力強さや美しさを表現したもので、2010年に発表した。広島県府中町の本社の一角には、このテーマを表現した鉄製のオブジェが2体ある。社員は「ご神体」と呼んであがめているという。
 リーマン・ショックによる業績悪化からマツダを復活へと導いたのが、独自の低燃費技術「スカイアクティブ」だ。エンジン車でハイブリッド車(HV)並みの燃費を実現する技術は、防府工場で生産されている3車種でも採用されている。
 マツダ車が前面に押し出しているカラーが「ソウルレッド」。この塗装色を生み出すにも苦労があった。
 鮮やかさと陰影を両立させた独特のカラーは、色むらや塵(ちり)の発生などが課題だった。従業員の手作業で10回以上の重ね塗りをして塗料の粒子の大きさを均一にすることで、色のばらつきを抑えた。向井武司工場長は「お客さまにいい車を届けるため、もっと技術を上げていかないといかない。良い車を造り出すのは我々の使命です」と話す。
 5月下旬、防府工場(西浦地区)でマツダの代名詞とも言えるオープンカー、4代目ロードスターが報道陣に披露された。その機会に、テストコースで試乗させてもらった。
 スタートボタンを押し、エンジンをかける。運転席のドアの重厚感ある閉まり具合、低い座席位置から広がる視界。アクセルを少し踏んだだけで加速した。風の抵抗はほとんど感じない。秋吉台や角島大橋辺りをこの車で走ったら、さぞ気持ちがいいだろう。
 私は、子どもの頃から集めてきたミニカー100台あまりを今も実家のガラスケースに飾っているほどの車好き。1台1台丁寧に作られる車を見て、「日本の技術はすごい」と改めて感じた。
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