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報道年月日 |
2015/09/10 |
報道機関名 |
毎日新聞 |
会員名 |
やまぐちエコ市場 |
タイトル |
徳島の藤崎電機 バイオマス発電所建設へ 山陽小野田に来年1月着工 竹をエネルギー資源に |
報道記録の内容 |
太陽光発電の設備建設を手がける「藤崎電機」(徳島県阿南市)が、山陽小野田市高畑の小野田・楠企業団地に竹を燃料とする発電所「山陽小野田バンブーバイオマス発電所」(仮称)を建設する。来年1月着工で、2017年1月の操業開始を目指す。竹を100%使うことで、全国的に深刻化している放置竹林の解消につながると期待される。
竹は燃焼時に金属元素のカリウムが溶け出しガラス状に固まり、発電設備のボイラーを傷めるとされる。同社は今回、ドイツのバイオマス発電設計会社と共同し、カリウムが出ても傷まないようにしたボイラーなどの装置を開発した。
山口県の竹林面積は約1万2000ヘクタールと全国4位。県は竹をエネルギー資源として活用するため、竹林から県内の発電所に低コストで供給する実証実験に取り組んでいる。同社は、こうした竹の供給体制が整っていることから建設を決めた。
発電所の出力規模は約2メガワットで、一般家庭約4860世帯の年間電力消費量に相当する約1万5800メガワット時の年間発電量を想定している。竹は森林組合や木材業者を通じて購入し、細かく砕き、乾燥させて燃やす。中国電力に売電し、収入は年間約6億3000万円を見込む。発電所建設の総事業費は約23億7000万円。
同社は今後、国内、海外の双方で竹を燃料とする発電所建設を計画中で「山陽小野田市でのデータを生かし、地域の実情に合った事業展開をする」としている。 |
関連URL |
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