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報道記録
報道年月日 2015/09/02
報道機関名 環境新聞
会員名 (株)リライフ
タイトル 中特グループのリライフ 脱塩・分離・改質施設が稼働開始 高含水汚泥のリサイクルが可能に
報道記録の内容  中特グループのリライフ(山口県周南市)はこのほど、下松リサイクル工場(下松市)に新設した「脱塩・分離・改質施設」の稼働を開始した。建設工事や工場などから排出される高含水汚泥や塩分を含んだ汚泥・燃え殻をセメント原料になるように脱塩・分離し、ばいじん(石炭灰)により改質処理する。既存施設と合わせて産業廃棄物の受け入れ品目が拡大するとともに、リサイクル率のさらなる向上が図れる。隣接する下水道浄化センターの処理水やばいじんを利用しながらリサイクルする循環システムを構築しているのが特徴で、新施設稼働を機に受け入れ量の拡大を図って行きたい考えだ。
 同施設の受け入れ許可品目は燃え殻、汚泥(無機性汚泥に限る)、ばいじんの3種類で、処理能力は日量(8時間)で306.8立方メートル。総工費は約9千万円。山口県の3R等推進事業の補助を受けて建設した。高含水汚泥や燃え殻は受け入れピットで固液分離を行った後、固形分については改質ピットでばいじんを混合して含水率を調整し、既存の「ふるい分け・混合施設」で処理を行いセメント原料にリサイクルする。分離水については静定ピットで静定してSS分(浮遊物質)を沈降除去。その後排水調整ピットで中和、吸着処理して水質を調整し、既存施設を経て放流する。
 同工場では従来から隣接する山口県周南流域下水道浄化センターの処理水を有効利用しており、新施設でも脱塩に必要な洗浄水に活用している。また、改質処理にも廃棄物のばいじんを活用しており、「廃棄物で廃棄物を処理しリサイクルする」(同社担当者)という循環型システムを構築しているのが特徴となっている。
 同工場には従来から「脱塩・脱水処理施設」を設置しており、そこでは無機汚泥のうち塩素含有量がセメント原料としての受け入れ基準を超えたものをフィルタープレスを用いて脱塩・脱水処理していたが、新施設が稼働したことでフィルタープレスでは処理できないような塩素を含んだものについても処理が可能になった。また、同工場ではこれまで低含水汚泥を中心に受け入れていたが、固液分離して処理することで高含水汚泥も受け入れが可能になった。「海岸近くの建設工事で地下水に海水が含まれるようなところの塩素の高い汚泥や、側溝や配管の清掃汚泥など高含水の汚泥についても対応できる」という。
 すでに本格稼働に入っており、順調に受け入れを進めている。従来同工場では全体で年間2万トン程度の廃棄物を受け入れていたが、新施設が稼働したことで「当面3千トン程度は受け入れ量を増やしていきたい」としている。
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