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報道年月日 |
2016/01/29 |
報道機関名 |
日本経済新聞 |
会員名 |
(株)サンポリ |
タイトル |
サンポリ 栽培キット組み立て簡単 低価格、病気拡大防ぐ 新規参入しやすく |
報道記録の内容 |
廃プラスチックをリサイクルした製品の製造を手掛けるサンポリ(山口県防府市)は農業資材事業を強化する。簡単に組み立ててトマトやメロンなどが栽培でき、病気の拡大も防ぐ低価格のキットを開発し、販売を始めた。既存の農家に加え、農業に新規に参入する事業者や農業法人に販売。生産、加工から販売まで手掛ける6次産業の事業者の需要も見込む。
新たな栽培キット「ゆめ果菜恵(かなえ)」は山口県農林総合技術センター(山口市)の支援を受けて開発した。長さ1メートル、幅30センチの土を入れる栽培槽と受け台、排水樋(とい)からなり、受け台の上に樋と栽培槽を載せるだけで「女性や高齢者でも簡単に組み立てられる」(同センターの宇佐川恵専門研究員)。
生産する分だけ縦に並べて使い、下の排水樋はつなげることができる。地面の土にトマトなどを植えた場合は病気が土壌を通じて広がる恐れがあり「ハウス1棟分が病気にかかることもある」(同)が、同キットは病気になった栽培槽だけを入れ替えれば済む。
排水に配慮した設計で栽培槽の下部の溝に敷いた不織布で吸収した水が下の排水樋に落ちる。スペースを取らないことから未利用のハウスのほか、コンクリートやアスファルトの上でも利用できる。価格は栽培槽、排水樋、受け台を合わせた1セットで約1500円。
各地の農協などを通じて販売し、「2年以内に年間5千万円の売上高を目指す」(鹿嶋英一郎社長)としている。
同社はこのほかイチゴをパイプの骨組みに載せたラックで栽培するシステムの改良製品も販売。同センターなどと共同開発したもので温度制御の新たな機能を採用、収穫期間を延ばした。
同社は農業資材のほか、建築土木資材など廃プラスチックを原料にした様々な商品を製造し、2015年9月期の売上高は12億5千万円。新製品の投入などで事業拡大を目指している。 |
関連URL |
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