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報道年月日	2008/11/28
報道機関名	山口新聞
会員名	トクヤマ
タイトル	トクヤマが新工場検討
報道記録の内容	多結晶シリコン製造　マレーシア候補地に 09年に判断　周南市の総合化学メーカー、トクヤマは27日、多結晶シリコンの第二製造拠点の建設候補地をマレーシアに絞り、建設に向けた検討に入った、と発表した。基本設計を2009年半ばまでに終え、市況や需要動向を見極めながら、建設の是非を判断する。　同社広報・ＩＲグループによると、最有力候補地となったのは、マレーシアのサラワク州ビンツル市北東のサマラジュ工業団地。　敷地面積は約200ﾍｸﾀｰﾙで、現段階の計画では製造能力は年産３千トン、総投資額は約500億円に上る見込み。建設すると判断した場合は、12年中の稼働を目指す。従業員300人は現地で採用するという。　太陽電池向けなどの多結晶シリコンの需要拡大やリスク分散の観点から、同社は４月から、建設候補地の選定を始めた。候補地は国内外の３カ所に絞られたが、電力や水、労働力などの資源に恵まれ、優遇税制や政府のサポートが見込めることから、マレーシアを最有力候補地に選んだ。　ただ、世界的な市況の乱高下が続いていることや、将来の需要予測が難しいことから、建設するかの最終判断は、基本設計を終える09年に行うとしている。　同社の多結晶シリコンの製造能力は現在、年5200トン。周南市内で約450億円をかけ、製造能力を来春から年３千トン上積みする設備増強も進めている。第二製造拠点が実現すれば、同社全体の製造能力は年11,200トンになる。（小山田昌人）
関連URL	(1)トクヤマＨＰ(別ウィンドウ) (2)山口新聞ＨＰ(別ウィンドウ) (3)日本経済新聞ＨＰ(別ウィンドウ)

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