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報道年月日 |
2008/11/28 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
セントラル硝子、UMGABS |
タイトル |
宇部市 蒸気供給、CO2削減へ |
報道記録の内容 |
こみ焼却施設から2工場に 11年度にも開始
宇部市は27日、同市沖宇部にある市のごみ焼却施設と、ガラス・化成品製造会社「セントラル硝子」、樹脂製造会社「UMGABS(ユーエムジー・エービーエス)」の工場で、蒸気を融通し合う事業計画を明らかにした。三者と山口大学が共同で検討してきたもので、経産省の独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」の来年度の合理化支援事業に申請する。
市によると、現在、ごみ焼却施設では発生する蒸気を発電などに利用。両社の工場では、製品製造のために必要な蒸気を石油を燃やして発生させている。
計画では、焼却場で発生した蒸気をパイプラインで2社の工場に提供。各工場で石油を使い発生させている蒸気が削減されるため、省エネ、二酸化炭素(CO2)削減に効果があるという。焼却場では蒸気利用の発電をやめて新たに電気を購入することになるが、CO2の削減量は三者全体で年間約2万6千5百トン、原油の削減量は同約7千4百キロリットルに上る見込み。
事業費は、三者の施設を配管で結ぶ工事などで30〜40億円を見込んでいる。NEDOの事業に採択されれば2009年度に配管工事などに着手し、11年度から蒸気の融通を開始する計画という。
市や同大、市内の企業などが協力して、05年度から市内工業地帯でのエネルギー相互融通について調査研究を実施。蒸気の相互融通の実用性が確認されたため、今年3月に三者と同大が「沖宇部地区エネルギー(蒸気)相互融通検討の基本合意に関する覚書」を締結。運営費や省エネ効果を検討してきた。
藤田忠夫市長は「市全体にとって有益な事業。産学官で進めていきたい」と話している。
(古東美緒) |
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