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報道年月日 |
2016/04/01 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
株式会社サンポリ、小田産業株式会社 |
タイトル |
サンポリ(防府)県知事賞 イチゴの高設栽培システム開発 |
報道記録の内容 |
防府市のプラスチック製品製造、サンポリ(鹿嶋英一郎社長)が、県農林総合技術センターなどと共同開発したイチゴの高設栽培システム「らくラック」で、第7回県産業技術振興奨励賞の県知事賞を受賞した。
らくラックは、地面から1メートルほどの高さでイチゴを栽培できる高設栽培用の棚。主な部材に同社の再生プラスチックを使い、固定式と可動式がある。県内外で導入され、東日本大震災で被災した宮崎県のイチゴ農家の再建でも使われた。
鹿嶋社長は、独自に木枠を使って高設栽培を試みた農家から、耐久性のあるプラスチックで作れないかと相談を受けたことがきっかけで開発に着手し、同センターと共同で1998年ごろに固定式を商品化。さらに、宇部高専の杉本信行名誉教授と共同で栽培棚を可動式にする開発を進め、ハウス内の栽培面積を1.8倍にすることに成功した。
栽培棚は女性でも簡単に動かすことができ、パイプに温水を通してイチゴの株元を局所的に加温することで暖房費を抑える効果もある。
県庁でこのほど表彰式があり、村岡嗣政知事が鹿嶋社長に県知事賞を贈呈。杉本名誉教授に県知事特別賞、プラスチックのリサイクル技術を開発した阿武町の産業廃棄物処分業、小田産業(小田茂正社長)に県産業技術センター理事長賞が贈られた。
鹿嶋社長は「環境を制御することでより収量を増やし、生産者の収益増につなげたい。高齢化でイチゴの栽培面積が減少しているが、新規就農者も参入しやすい魅力のある農業に貢献したい」と話した。 |
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