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報道年月日 |
2016/04/13 |
報道機関名 |
宇部日報 |
会員名 |
宇部興産㈱ |
タイトル |
窒素肥料、大粒硫安を増産へ ケミカル工場に製造ライン建設 |
報道記録の内容 |
宇部興産(山本謙社長)は12日、窒素系肥料の大粒硫安の増産に向けて、宇部ケミカル工場内に大粒化製造ラインを建設すると発表した。投資額は約30億円で、2018年4月の稼働を目指す。主な供給先となるJA全農(成清一臣代表理事理事長)とは、製品の出荷・管理業務を行う合弁会社を設立することで合意した。
JA全と合弁会社 農家の生産コスト低減図る
硫安はナイロン原料のカプロラクタムの副産物で肥料の三大要素の中では、ほぼ唯一国内で生産されている。国内で流通している約50万トンのうち、15万~20万トンは大粒品(直径約2ミリ)で、単肥向けと、2種以上の原料を混合する低コストのBB肥料向けとして広く使われている。しかし、大粒化のための特殊技術を備えた工場は限られており、近年は年間約6万トンの不足分を割高な輸入品で手当てしている状況だ。
農業生産と農家の生産コスト低減に貢献するため、両者が協議、検討を重ねた結果、宇部興産が大粒硫安の不足分をカバーする製造能力を持つラインを建設することとした。宇部では年産40万トンのうち7万トンが大粒硫安だが、新ラインが完成すれば13万トンに増え、収益にもつながる。高品質な製品はJAグループを通じて全国の農家に供給される。
5月に設立する合弁会社「日本硫安サービス合同会社」はラインの稼働に合わせて営業を開始する。資本金は2億円で、出資比率は折半。(古重) |
関連URL |
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