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報道年月日 |
2016/04/16 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
山口大学 |
タイトル |
やまぎん2015年度助成先紹介 安達健太・山口大大学院創成科学研究科准教授 |
報道記録の内容 |
水素の大量供給実現へ
次世代のエコエネルギーとして注目される水素。県は水素エネルギーを活用したまちづくりに力を入れており、山口大大学院創成科学研究科(山口市)の安達健太准教授(40)は「地の利のある山口から水素社会の実現に向けた提案を発信したい」と話す。
研究テーマは「実用化に耐えるほどいかに効率よく水から水素を発生させるか」。太陽光を当てるだけで水から水素を取り出すことができる光触媒と呼ばれる物質(酸化チタンなど)を利用し、将来的には地域に水素を大規模に安定供給していこうとする試みだ。
光触媒の候補物質として太陽光エネルギーをより吸収しやすい性質を持つ酸化タングステン化合物に着目。それらを粉末状にし、既存のインクジェット印刷技術を活用して透明なシートに吹き付けるなどして利便性の高い「光触媒シート」を作る研究に取り組む。このシートは持ち運びでき、大規模装置としての利用も可能という。
安達さんによると、水素分野は国内では光触媒の開発面で多くの研究が進められているが、地域への安定供給など実用化を見据えた研究はそれほど多くないという。
「今回の研究が実現すれば、学校のプールの水中に光触媒シートを沈め、ぽこぽこと発生した水素を再生可能エネルギーとして継続利用するといったことも将来的にできるようになる。究極のクリーンエネルギー製造装置を開発し、少しでも地域に貢献したい」と意気込む。 |
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