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報道年月日 |
2018/04/02 |
報道機関名 |
読売新聞 |
会員名 |
(株)サンポリ |
タイトル |
作業負担減らしイチゴ栽培 地場企業 |
報道記録の内容 |
イチゴ農家の作業負担を減らす一方、収穫量を増やした栽培システム「らくラック」の製造・販売で注目を集める。全国に販路を広げており、鹿嶋英一郎社長(57)は「農家の困りごとから生まれた製品。効率をさらに磨きたい」と意欲をみせる。
ポリ袋などの廃プラスチックを原料に、農業用の鉢や園芸用の杭などを製造する会社として創業。「軽くて丈夫なプラスチック製で、立ったまま作業できるイチゴの栽培棚を作れないか」。農家から寄せられた相談が、新商品のヒントになった。
イチゴの露地栽培は、地面近くで腰をかがめて行う作業が多く、農家の負担になっていた。改善策として、高い位置に土を入れたラックを設け、水やりなどもシステム化した「高設栽培」の手法が登場し始めた時期だった。
鹿嶋社長は山口県農林総合技術センターと協力し、廃プラを原料とした高設栽培システムを1998年に商品化。土の中に温水や冷水が流れるホースを通し、イチゴが実をつけやすい適温をきめ細かく管理する機能を加えた。収種期間が通常の約6か月問から約10か月間に伸びたという。
収穫効率の進化を重ね、最新システムでは従来の栽培方法に比べて、10アールあたりの収穫量が2倍以上の10トンに。暖房費を約30%減らせる省エネ効果もあり、今年1月には「ものづくり日本大賞」の中国経済産業局長賞を受賞した。
現在は、トマトを栽培するシステムの製造・販売も始めた。「これからも顧客の期待にこたえる商品をつくっていきたい」。鹿嶋社長は現場のニーズを見つめ続ける。 |
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