次回から自動ログイン

 
   
入会はこちらから
トップ
エコ市場の概要
活動案内
行政情報
報道記録
人材情報
リンク集
Q&A
個人情報の取扱い
お問い合わせ
会員情報
売ります・買います・提供・受入・融資します

やまぐちエコ市場事務局
山口県環境生活部廃棄物・リサイクル対策課
〒753-8501
山口県山口市滝町1番1号
TEL:083-933-2992
FAX:083-933-2999

いろいろ情報イベント情報環境法令情報等掲示板会員限定情報
売ります・買います・
提供・受入・融資します情報
イベント情報環境法令情報等掲示板会員限定情報
報道記録
報道年月日 2021/01/12
報道機関名 山口新聞
会員名 トクヤマ
タイトル コロナ禍 成長分野底上げ 脱炭素へ水素利活用推進
報道記録の内容 新型コロナウイルスの影響による経済停滞で、地域企業の経営環境は厳しさを増している。コロナ禍の収束が見えない中、新たな年にどう展望を描くのか。県内主力の化学産業を担う総合化学メーカーの一つ、トクヤマ(周南市)の横田浩社長に聞いた。
-新型コロナが事業に与えた影響について
欧米など海外の経済活動がストップした影響で、昨年4月~6月ごろにかけて伝統事業の化成品やセメントなどの需要が落ち込んだ。セメントはインバウンド需要が止まったことでホテルやマンションなど建築関係が停滞し、影響を受けた。欧米の売り上げが多いヘルスケア関連製品なども厳しかった。
-2021年3月期通期決算の見通しは
公表している業績予想は達成できる方向だ。前半のマイナス分を取り戻すべく手を打っている。ただ、「第3波」の影響で人の動きが抑制されるなどしており、不透明感は残る。
-コロナ禍でも成長事業の半導体関連製品の需要は堅調だ
テレワークや5G(第5世代)移動通信システム関連の需要が堅調に推移している。環境に配慮した電気自動車や水素を燃料にした燃料電池車の推進もプラスだ。また、5Gの拡大や自動車運転の普及などに伴い、半導体から熱を逃がす放熱材料の需要が今後大きく立ち上がることが見込まれる。柳井市に先進技術事業化センターを整備し、4月から先端材料の事業化に向け生産を本格化する。
-政府が2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする脱炭素目標を打ち出した。企業としてどう貢献していくか
4月からの次期中期経営計画で政府目標を前提とした方針を掲げる。方向性としては既に活用しているバイオマス燃料の比率を高めることで(徳山製造所の自家発用で使っている)石炭の使用量を減らす。加えて二酸化炭素を排出しない水素を燃料源として有効活用する。水素利用は効率性やコスト低減を考え、(製造プロセスで副生水素が発生する)周南コンビナートの各社と連携して取り組みたい。低炭素化に向け、事業構造の転換も目指す。今は伝統事業が売上高の約6割を占める。生産時にエネルギーを多く消費しており、この分野は二酸化炭素を減らしつつ健全的に事業を維持する。一方で、成長事業の環境、健康、電子分野を底上げし、伝統事業を上回る形に伸ばしたい。
-脱炭素でクリーンエネルギーの水素の利活用に注目が集まる
山口県は早くから水素先進県を掲げ、周南市でもコンビナートを挙げて水素の利活用に取り組んできた強みがある。水素エネルギーの実用化が進めば、水素自動車の普及も進むだろう。周南コンビナートが水素の一大拠点になれば、ここから県内の水素ステーションなどに供給できる。そのためには供給インフラの整備が大事になるが、例えば高速道路の高架下などを活かして水素を送るパイプライン網を県内で構築できないか。地域と連携し、少しでも低炭素社会に貢献したい。
関連URL
 
戻る
 
 
     
 
   
Copyright(C)2007.やまぐちエコ市場.All Rights Reserved. やまぐちエコ市場Webに掲載の全ての情報の転載を禁止します。