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報道年月日 |
2021/10/12 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
西京銀行 |
タイトル |
西京銀システムクラウドに移行 地銀で全国2行目 |
報道記録の内容 |
西京銀行は基幹系システムをクラウド化する。日本ユニシスのシステム「バンクビジョン」を採用し、2024年5月の稼働開始を目指す。投資額は約50億円を見込む。地方銀行のクラウド型システムは、5月に移行した北国銀行(金沢市)に続き全国で2行目となる。
西京銀は06年から富士通のシステムを使っている。当初は4行の共同利用だったが、現在は清水銀行(静岡市)と西京銀の2行だけになっている。新しい金融商品やサービスを展開するためのシステム開発を富士通などに委託しており、企画から完成まで1年半~2年かかるケースもあった。
システムの刷新で異業種との連携の可能性が広がると見通す。自行で独自の商品やサービスを開発するスピードも速まるという。今月、西京銀と日本ユニシスの各約20人のチームで移行の準備作業を始めた。金融庁からも最新の知見などの支援を受ける。
長年、システム部門を外部に頼っていたため、行内でノウハウを蓄積できていない。新卒の技術者を積極採用し、IT人材を現在の約40人から将来的に100人へ増やす。西京銀の松岡健専務は「人手不足や高齢化で事務の担い手確保が難しくなる中、地元にITのノウハウを還元できるようにしたい」と話した。
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