|
 |
|
売ります・買います・ 提供・受入・融資します情報 | イベント情報 | 環境法令情報等 | 掲示板 | 会員限定情報 |
 |
 |
 |
 |
 |
報道年月日 |
2021/10/14 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
戸田工業 |
タイトル |
抗ウイルス+吸湿の新素材 戸田工業、壁紙など向け開発 |
報道記録の内容 |
化学素材製造の戸田工業は、抗ウイルスと湿気を吸い取る性能を併せもつ新素材を開発した。粉状の既存製品に、銅や銀などの抗ウイルス性元素を均一に含ませた。新型コロナウイルスを不活性化する効果があるといい、壁紙などの材料になると見込む。
主にシリカやアルミニウムが原料の製品「レセピセラ」を改良した。直径5~10ナノメートル(ナノは10億分の1)の微細な球状、多すぎる湿気を吸い取り、湿度が40%程度まで下がると放出する。既存品は乗用車のガラスの曇り止めや、空調機器の部材用に各メーカーに売り込んでいた。
今回の改良で抗ウイルス機能を追加した。水溶液を使って酸化鉄を合成する同社の中核技術を応用し、銅などを含ませた。降下は広島大大学院の試験で確認。一定量の改良品を配合した紙に新型コロナウイルスを接触させると、24時間で大幅に減少し、感染性が失われたという。
戸田工業は「壁紙の素材に使えば、飛沫由来のウイルスを水蒸気と一緒に捉え、無毒化できる。病院や高齢者施設などでニーズがある」とみる。壁紙以外の使い方も検討する。
|
関連URL |
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
 |
 |
 |
|
|
 |
|